今回は、2024年4/27,28に開催されました「Maker Faire Kyoto 2024」で出展した展示品の製作過程を紹介したいと思います。
このようなシステム構成で展示品を製作しました。
Maker Faire(メーカーフェア)って何よ?
Maker Faireとは、個人やグループが作成した作品を披露して交流するフェア(お祭り)です。公式HPに詳しく記載されていますのでご覧ください。弊社も、このイベントの趣旨に賛同し、出展者あるいはスポンサーとして以前から参画してきました。
そもそも何するの?
私自身は、今回初めて企画~製作~出展を担当することになり、コンセプト作りからスタート。
いろいろ考えた末、
- 展示品を実際に触ってもらって(使ってもらって)楽しんでもらう。Faire(お祭り)なので。
- 弊社製品(KeiganALI・Keiganモーター・KeiganPiなど)を使った展示品になっている。
- ビジュアルプログラミングツール”Node-red”を使って、簡単に製作できることをPRする。
をコンセプトとすることにしました。
また、技術商社 株式会社日伝様から展示機体をお借りし、小改造して使用させていただくことになりました。
さて、何を作ろうかな?
来場される方、特に子どもたちに楽しんでもらうためには何が良いか・・・。私の自宅の中を見渡してみると、サッカーボールが目に留まりました。ロボットからボールをシュートするゲームみたいなもの・・・。ラフな企画でスタートしました。
「クリエイティブを楽しもう!」
早速、株式会社日伝様より機体が到着。現物を目の前にしながら具体的にイメージを膨らましていきます。搬送ローラーを追加して早速試作に取り掛かります。(試作1回目)ボールは全く飛ばずに、飛距離は0m。全く飛びません。感覚的にボールを変形させ、ローラーとボールが離れた瞬間にボールが飛んでいくイメージで再調整。(試作2回目)ローラーの高さが、ボールの中心となるように調整するも、ボールの飛距離は全く変わらず0m。
最初からうまくいかないとは思っていたけど、道のりは少し長そう・・・。「クリエイティブを楽しもう!」弊社の社長が言っている言葉を呟きながら、試作・調整を繰り返します。
次回も引き続き試行錯誤!?の製作過程を書いていきます。