高橋正樹 | Masaki Takahashi
2024-05-13

今回は、2024年4/27,28に開催されましたMaker Faire Kyoto 2024」で出展した展示品の製作過程を紹介したいと思います。

このようなシステム構成で展示品を製作しました。

Maker Faire(メーカーフェア)って何よ?

Maker Faireとは、個人やグループが作成した作品を披露して交流するフェア(お祭り)です。公式HPに詳しく記載されていますのでご覧ください。弊社も、このイベントの趣旨に賛同し、出展者あるいはスポンサーとして以前から参画してきました。

そもそも何するの?

私自身は、今回初めて企画~製作~出展を担当することになり、コンセプト作りからスタート。

いろいろ考えた末、

  1. 展示品を実際に触ってもらって(使ってもらって)楽しんでもらう。Faire(お祭り)なので。
  2. 弊社製品(KeiganALI・Keiganモーター・KeiganPiなど)を使った展示品になっている。
  3. ビジュアルプログラミングツール”Node-red”を使って、簡単に製作できることをPRする。

をコンセプトとすることにしました。

また、技術商社 株式会社日伝様から展示機体をお借りし、小改造して使用させていただくことになりました。

さて、何を作ろうかな?

来場される方、特に子どもたちに楽しんでもらうためには何が良いか・・・。私の自宅の中を見渡してみると、サッカーボールが目に留まりました。ロボットからボールをシュートするゲームみたいなもの・・・。ラフな企画でスタートしました。

「クリエイティブを楽しもう!」

 早速、株式会社日伝様より機体が到着。現物を目の前にしながら具体的にイメージを膨らましていきます。搬送ローラーを追加して早速試作に取り掛かります。(試作1回目)ボールは全く飛ばずに、飛距離は0m。全く飛びません。感覚的にボールを変形させ、ローラーとボールが離れた瞬間にボールが飛んでいくイメージで再調整。(試作2回目)ローラーの高さが、ボールの中心となるように調整するも、ボールの飛距離は全く変わらず0m。

最初からうまくいかないとは思っていたけど、道のりは少し長そう・・・。「クリエイティブを楽しもう!」弊社の社長が言っている言葉を呟きながら、試作・調整を繰り返します。

次回も引き続き試行錯誤!?の製作過程を書いていきます。

 次 → "Keigan Shoot!!"のはなし②  

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この記事を書いた人

京都大学大学院 工学研究科精密工学修了。
約20年間、電機メーカーで生産システムの開発、新規事業・新工場の立ち上げに従事。
先進的なロボット開発と伝統的なモノづくりを融合し、新たなムーブメントを起こすべく、2022年からKeiganで活動。
ロボットシステムの導入や営業活動を主に担当。自身の専門分野の幅を広げ深掘りしながら、技術ブログを執筆中。

高橋正樹 | Masaki Takahashi